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Carl Zeissのレンズ!?


日本のヤシカとドイツのカール・ツァイスが技術提携したのが、1973年、そして、そのヤシカを吸収合併したのが京セラである。1983年のことであった。それ以後、コンタックス、京セラ、そしてヤシカブランドのカメラが出現した。高級品や、これはというカメラには、「コンタックス」、ついで、京セラ・ブランド、そして普及機には、相変わらず「ヤシカ」ブランド名がついていたようである。この「スリムT」は、オートフォーカスのバカチョン・カメラであるが、レンズが凝っている。Carl ZeissのTessar 35mm F3.5 T*がついているのである。と言っても、知らない人には何のことやらと思うが、Carl ZeissのレンズでTessarと言ったら、そのシャープな写りで「鷹の目」と言われ、一世を風靡したレンズであり、マニアには堪らないのである。世界中のカメラにこぞって付けられたし、亜流のレンズも多数出現した。その名前のついたレンズが、実売わずか2万円前後のバカチョン・カメラについているのである。うわさに違わず、その写りは、この種のカメラ、この値段では、抜きん出ていた。実によく写るのである。プロの写真家でも、サブ・カメラとして持ち歩くほどと言われた。手軽にきれいに写るので、私も、よく持ち歩いた。特に、普段は、そのレンズが、ボディ内に収まっている、いわゆる沈胴式になっていて、非常に携行しやすいため、よくスキーに行った際に、スキー・ウェアーの内側に首からぶら下げて利用した。体温で適度に温められバッテリーにも好都合であり、写す時は、ウェアーの内側から引っ張り出し、スイッチをスライドさせると、レンズが「ウィーン!!」とせりだしてきて、撮影OKの状態となる。パシャッと撮っては、レンズをボディ内に収め、ウェアーの内側にしまい込み、またサーッと滑っていく。非常に便利であった。娘も、あちこち旅行に行く際、持ち歩いていった。語学留学をしたイギリスで撮影してきた、彼女の写真をみて驚いた。最初は、誰かに撮ってもらった写真か、地元で購入した絵はがきかと思ったほどの写りであった。「お父さんから借りたカメラで撮ったんだよ。」ドーバー海峡、パリの凱旋門、その他の風景が鮮明に写っていた。その後、娘は、アメリカやヨーロッパにもこのカメラを持っていったが、その写りは、決して期待を裏切らなかった。しかし、何分、メカに弱く扱いも怪しげであるので、ある時、動かなくなってしまった、と手渡された。近くのカメラ屋でみてもらったが、修理不能とのことであった。もうすでに製造中止であったので、同じレンズのついた後継カメラをあらためて購入した。娘は、今度はこの新しいカメラを持ち歩いているようである。

 冬になると、毎年、家族と共にスキーに出かけた。いろいろなスキー場にいくのも楽しみだが、上越のかぐらスキー場に必ず年に一度は出かけるようになって10年以上になる。他のスキー場が雪不足で滑走不能でも、このスキー場には、必ず雪があり、5月のゴールデン・ウィークまで楽しめる。以前は、いくつもリフトを乗り継いで奥の方まで行ったのだが、最近では、ゴンドラでまたたく間である。便利になったその反面、待ち時間なしで利用できたリフトに、時にはかなり並ばなければならなくなった。いろいろなコースがあり、初心者から上級者まで自分にあったコースを楽しめる。
 一番奥のゲレンデは、雪が深いため、冬はほとんど閉鎖され、春になるとオープンするようである。その一番高いリフトを降りてから、スキーを背負って雪の斜面を登っていく。ほとんど雪で埋まっているせいか、回りの木は低くまばらである。一時間位登ると見晴らしのよい尾根に出る。前方(写真では、右後方)に苗場山、そして右手にかぐら峰。苗場山の頂上には、広大な湿原が広がっていると聞く。山の形を見ると、苗場山という名前の由来が何となく理解できる。(ちなみに、苗場スキー場があるのは筍山である) 昔の人は、その山の形から、天上で、神様達が多数集まり、「苗場」(「田」あるいは「苗床」だろうか)を前に、「神楽」を舞い、わいわい酒盛りしているような姿を空想し、五穀豊穣を願ったのだろう。苗場山、かぐら峰をみながらそんなことを考えた。ゲレンデは遥か遠く下の方にあり、直接は見えないし、その喧噪もない。別世界である。
 スキーにシールをはって登ってくるスキーヤーというより、山男の装備の人達がいる。尾根の雪上に座り、ザックから缶ビールを取り出して飲んでいる。
 しばし空想の世界を楽しんだ後、尾根伝いに少し滑ってから、誰もいない雪面を一気に滑り降りる。登るのに一時間、下りは数分である。あっという間であるが、爽快感は、格別である。翌年からは、私も缶ビールを携えて登った。

2003-12-10

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